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タックスリターン質問コーナー

ここでは、よくあるタックスリターンについての質問をまとめてみました。

Q1. 2021年、学生ビザでカナダに入国、学校から授業料のT2202スリップを受け取りました。収入はありません。2022年にCo-opビザになり、収入があり2022年のタックスリターンの手続きをしますが、2021年も手続きが必要ですか?

 

学校からT2202スリップは課税対象となる収入から授業料の分を控除する事が出来ます。2021年のタックスリターンの手続きをしないと、2022年の収入から控除できませんので、2021年と2022年一緒にタックスリターンの手続きをしましょう

Q2. 申告手続きを終えた後、申告漏れのT4スリップ、学費のT2202スリップが見つかりました。どうしたらよいでしょうか?

 

この場合は、訂正・修正申告手続きになります。もし、不足分の税金を納めることになりますと、延滞利子がかかる恐れがございますので、すぐに手続きを済ませましょう。

当会計事務所では過去10年にさかのぼって訂正・修正申告手続きが可能です。
過去2年分の学費のT2202スリップを見つけ、訂正・修正申告手続きを行い、約$4,000戻ってきたケースがございます。

 

 

Q3. 申告期限の4月30日を過ぎてますが、タックリターンの申告手続きはできますか?
 
4月30日を過ぎても申告手続きは出来ます。但し、税金を納めることになりますと、延滞利子、そして、ペナルティーがかかる恐れがございますので、すぐに手続きを済ませましょう
 
Q4. 日本に帰国します。日本からタックスリターンの手続きはできますか?
  また、日本へ帰国する際、カナダ歳入庁へ何か手続きは必要でしょうか?
 
はい、日本からの手続きは可能です。T4を受け取りましたら、スキャンして当会計事務所までメールしてください。お客様との連絡はすべてメールになります。サイン等必要な書類は、こちらかメールし、その後、プリントアウトし、サインをし、サインをして頂いた書類をメールして頂ければ、受け取り次第、カナダ歳入庁へタックリターンをお客様に代わってファイル致します。
 
日本に帰国する際には、カナダ歳入庁へ、帰国日及び日本の住所を伝える必要がございます。以前、日本に帰国したお客様が、その旨をカナダ歳入庁へ連絡してない為に、GST・HST還付金返納催促の手紙を受け取ったケースがございますのでご注意下さい。当会計事務所で手続きをされた方でしたら、事前にご連絡して頂ければ、お客様に代わってカナダ歳入庁へご連絡致します。  
Q5. 障害者について何か特別な税金控除があると聞きました。どのようなことでしょうか?
 
障害者控除を受けるには、まず初めにお医者さんからT2201フォームに署名を頂き、必要な箇所に記入してカナダ国税庁(CRA)へ提出します。その後CRAから障害者として認められれば、障害者控除を申告することが出来ます。
障害者控除は障害者本人、又は、障害者の世話をしている方、どちらかに申告することが出来ます。
T2201フォームのて続きは複雑ですので、詳しい事は、直接、当会計事務所へお問い合わせ下さい。
 
 
Q6. で、結局いくら戻ってくるの?
 
タックスリターンの申告手続きをすれば、必ず戻ってくるとは限りません。その年の収入、控除額、納税額、入国日、出国日によって、大きく変わりますので、いくら戻ってくるかは実際に申告手続きをしないとお答えできません。
Q7. 還付金の小切手を日本の口座送金してくれますか?
 

弊社及びカナダ政府は日本口座振り込みサービスはしておらず、還付であれば、カナダ政府は小切手をタックスリターンの書類に記載された住所(日本の住所可)へ郵送、または、登録してあるカナダ口座へ振り込みとなります。もし、日本でその小切手を換金となりますと、その前に、日本の銀行にて換金可能であるか確認することをお勧めいたします。

 

近年、大手銀行が次々と「海外小切手の取り扱いを停止」し始めていて、せっかくカナダの小切手を日本に持ち帰っても現金化できないという事態が発生しています。カナダ小切手の換金ができない場合は弊社では受け付けができませんので、予めご確認・ご了承ください。

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